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第2637回 ハレクラニ100周年記念パッケージ

  毎日毎日少しずつ気温が下がり、「朝晩は半袖では寒い」と思える季節になってきました。今はまだいいのですが、12月になれば冷え込みも一層強まり、暖かい(暑い?)ハワイにまた行きたくなるだろうなと思っています。

エキサイトニュースより

 ワイキキのホテルでも一流と呼ばれているのは、ワイキキビーチ前にあるハレクラニ、シェラトン、ロイヤルハワイアン、モアナサーフライダーの四つだと思っています。

 もちろんそれ以外にビーチフロントにはいくつかホテルがあるのですが、ホスピタリティやサービスの点で、常に優れていると評価されているのは上記四つだと思います。

 ではこの中でどこが一番か?優劣を決めるのは宿泊者の印象だと思うのですが、この四つのホテルにすべて宿泊したことがあるという人は少ないと思います。

 というわけで、自分が宿泊した時の印象で語るしかないわけですが、まあ甲乙つけがたいのは間違いなさそうです。とはいうものの一般的な旅行ガイドブック等で常に先頭に来るのはやはりハレクラニが多いのではないでしょうか。

 ではハレクラニの宿泊費は?と思って調べてみると、いろいろなプランがあると思うのですが、トリップアドバイザーで見たら1泊7万前後ですね。

 そんなハレクラニですが、このほど100周年記念パッケージを発表したそうです。内容はリンク先を見てもらえばわかりますが、1ベッドルームタイプのスイート(220~260m2だそうです)に宿泊するプランで、1泊が税、チップ、サービス料をすべて含めて10万円。

 さすがに高いなあと思えますが、専有面積が200m2を超えるとなると、無茶苦茶広いですね。私などは小心者なので50m2を超える部屋になると、自分の居場所が見つからず、部屋の中をウロウロすることになり、結局居心地の良い隅っこの一角に落ち着くという経験をバンコクのホテルでしています。

 その意味ではちょっともったいないと思えるプランですが、あのハレクラニのホスピタリティを考えると、まあ優雅に過ごせるだろうなとは思います。

 ただ一流ホテルには一流ホテルの格式や雰囲気があって、普段20m2前後のビジネスホテルに宿泊している人がこういったホテルに行くと、何かとまごまごしてしまい、結局居心地の悪い思いをするということもあるようです。(私のことです)

 なおトリップアドバイザーには、宿泊者のレビューも出ているのですが、やはり「悪い」と評価している人もいるようです。これから宿泊しようとしている人には、この「悪い」という評価が参考になるなと思っていますが、通常の宿泊なら問題なさそう。

 つまりアーリーチェックインだとか、部屋の眺望とか、食事の時間といった、宿泊者独自の要望があるときトラブルが発生しやすいなと感じます。

 これはどんなホテルでも同様。一流ホテルの場合は、宿泊費が高い分、様々な要望に応えられる体制ができているということだと思います。ただ人間対人間のやり取りで意思疎通がうまくいっていなかったり、うっかり忘れるということは確率的に必ず存在します。

 そういう時どんな態度をとるべきか?もちろんホテル側に非があることも多いのですが、宿泊者側の度量でその後が変化する余地も大きいと思っています。
 
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