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第1172回 個人手配の宿泊料金も値上がり気味?

 ハワイのニュースを見ていると、新しいコンドミニアムが売り出されて行列が出来たとか、ホテルの稼働率が上がったとか、不動産価格が上昇したとか、様々な意味で宿泊に関する価格が上昇している印象を受けます。

 今年の夏も安い宿泊先を探すのに苦労して、結局「バケーション・レンタル・バイ・オーナー」で、英語に悩まされながらも何とか予約し、無事旅行をすませましたが、出来ることなら日本語ページで分かりやすい宿泊をしたいものだなと思っています。

 まだまだ来年の予定は決まりませんが、ちょっとでも日程があいたらハワイに行こうという気持ちは変わっていないので、その時のために宿泊料金のチェックはかかせません。

 来年は我が家の定宿である「ワイキキ・バニヤン」が外壁の工事をするということで、日中は騒音が出る可能性があるらしく、それだったら少しは宿泊料金も安くなるのかなという淡い期待を抱いていますが、実際にアストンの日本語ページの料金を見ても、安くなっているどころかむしろ値上がりしている印象を受けます。

 先ほど春休みの料金はどうだろうとちょっと調べてみましたが、3月中は200ドルぐらい、4月にはいると少し安くなって150ドルぐらい。しかし実際には税金等が別料金で加算されますから170ドルぐらい。日本円で14000円ぐらい。

 まあ日本のシティホテルを考えれば、海に近くて、部屋の広さが50m2前後あり、冷蔵庫やキッチン等様々な設備も付属しているわけですから、「安い」という印象があるかもしれませんが、それはあくまで「日本と比較して」です。

 何回もハワイに行っていると、徐々にハワイ生活での物価の感覚が身に付いてきますし、それまで宿泊した料金の記憶もありますので、私にとってはとうてい認められない高額な宿泊料金だという印象です。

 そこで以前利用したことがあって好印象を持っている「koko resorts」のサイトで、同じように4月上旬の宿泊料金を検索してみると、こちらは1泊120ドルです。

 ただし3泊以上という条件で、税金が17ドルぐらい加算。さらにバケーションレンタル特有のクリーニング代が100ドル加算されるので、3泊をトータルすると514ドルとなり、結局1泊170ドルぐらいとなってしまいます。

 と言うことは逆に言うと、バケーションレンタルを利用する場合は1週間以上宿泊でウイークリーレートを利用すると、安くなると言うことだと思います。 

 では「エクスペディア」ではどうだろうかと思って調べてみると、一番安い部屋が現時点で12068円と出ています。

 「安いかも」と思われるかもしれませんが、税金が含まれていないので、これも含めると1泊13634円。さらに最近よく分からないままに徴収されるリゾート料金というのもありそうで、これが1泊15ドル、すなわち1200~1300円ぐらいとなり結局トータル15000円近くになってしまいます。

 というわけで、個人手配でホテルやコンドミニアムを宿泊するときは、税金やリゾート料金を考慮する必要があり、バケーションレンタルを利用する場合はクリーニング代約100ドルを考慮しなければいけないということになります。

 いやはや年々宿泊の問題が厳しくなっているなと感じます。昔の事を言ってもしょうがないですが、1泊85ドルなんて事もありました(ただし為替は今より円安でしたが)から、ドルで考えると、つくづく値上がりしたなと思えます。    
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