家族でハワイに行こう

 　洋上でサンセットを眺めるのもロマンチックですが、やはり地上に足をつけて、サンセットを眺めたいという人も多いと思います。そういった人たちは海沿いのレストランを選ぶわけですが、正直なところワイキキの海沿いはホテルのレストランが多くて、雰囲気が良い分高いという事になります。

　海がバ～んと見えて、もっと気楽に食事が出来たらと思う人も多いはずです。そんな店が一つありました。私は存在は知っていましたが、食事で利用したことはありません。

　店の名前はベアフット・ビーチカフェと言います。名前を見て、「なんだあの店か」と分かった人は素直に「すごい！」と拍手を送ります。

　しかしこの店はたくさんの人が普段から眺めているはずです。場所はカピオラニ公園の小堤防があるあたり。この堤防の両脇には多数の小魚が生息しているので、それを見るのが私の楽しみの一つです。

　朝食で余ったパンをほんの少し持ってきて海面にまくと、小魚から体長50cmを越すような大きな魚が寄ってきて壮観です。ハワイの州魚であるカワハギの仲間のフムフムヌクヌクアプアアも周辺に多数生息しています。

　問題はビーチカフェですが、上記の堤防の公園側に平屋建ての大きめの建物があり、その前にテーブルや椅子が並べられています。

　ハワイで食べられる基本的なメニューはそろっているようで、アルコールはないのですが、飲み物を飲んでサンセットを楽しみながら食事ができます。

　ちなみにここで食事をしなくても海沿いの遊歩道には、あちこちにベンチが置かれているので、飲み物を持ってここに座って海を眺めていれば、自然にサンセットを楽しむことができます。

　雲ひとつない太平洋に大きなオレンジ色の太陽が沈んでいくのを見るのは、なぜか太古の記憶が揺さぶられるような気がします。たぶん良い思い出になるはずです。

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