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第1141回 ワイルペ・ビーチパーク

スターアドバタイザーの記事より

 カネオヘ湾を走り回る船によって、沖合800m程にある珊瑚礁がダメージを受けているようです。大変美しい珊瑚礁があるみたいですが、すでに100を越える珊瑚礁の上部が、船によって削り取られているという報告で、自然破壊に厳しいハワイにしては、ずいぶんいい加減だなと感じました。

 アロハストリートの日刊ローカルニュースではアラモアナとワイキキでクラゲが大量に発生し、145人が刺されたという記事が掲載されています。
 
 10月29日が満月だったので、ちょうど今の時期が発生時期に当たりますが、これほどたくさんの方が被害を受けるのは珍しい気がします。たぶん「ジェリーフィッシュ」の警告看板は立てられていたのだと思いますが、「まあ自分だけは大丈夫だろう」と誰もが思いますし、ここのところ何人もの人が刺されるという事態はなかったように思いますので、油断したということもあるかもしれません。

 大人の場合は自業自得ですが、子どもの場合は可哀想ですね。かなり痛い思いをするはずです。ちなみにハワイのクラゲは英語名「box jerryfish」で日本語名はアンドンクラゲ。カサの大きさは5~10cm弱で、そこから30cm程の触手が7~8本出ていて、その触手が肌に触れると刺されるということです。

 日本の海でも防波堤から海を見ていると、海面下1mぐらいまでの所を、長い触手を伸ばして漂っているのを見ることが出来ます。

 さてビーチの紹介ですが、カハラを過ぎると、再び海沿いにH1から名前を変えた「カラニアナオレ・ハイウェー」となり、この道がハワイカイ、ハナウマ、シーライフパークを経由してカイルアにつながっています。

 レンタカーやバスでこの道を走るとすぐ分かりますが、右側に海が拡がっていることは確かなのですが、海と道との間に延々と住宅地が拡がっていて、なかなかあえてその中を通ってビーチを見に行こうという気になれません。

 その中でカハラ方面に一番近いビーチパークが「ワイルペ・ビーチパーク」です。ここにはライフガードはいませんが、駐車場やトイレ、シャワー、ピクニックテーブルがあるそうですから、ちょっと休憩は出来そうです。

 すぐ東側にはちょこっと突き出た「ワイルペ岬」というのがありますが、どうやら昔の養殖池の埋立地みたいですね。

 ビーチパーク周辺は釣りに向いているみたいです。またこの周辺では風が強く吹いているので、たこ揚げ(カイト)やサーフィンを地元の人が楽しんでいると書かれています。

 このビーチパーック東側800mぐらいの所には、「アイナ・ハイナ・ショッピングセンター」もあります。以前一度だけ立ち寄ったことがありますが、観光客はほとんどいなかった記憶があります。

 ビーチパークは小さいので、車で走っているとあっと言う間に通過してしまいそうです。しかしこのショッピングセンターは結構分かりやすいので、行きすぎたらここでユーターンすることも可能かもしれません。(ビーチパーク入り口に信号はなさそうです)


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