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第1646回 宿泊施設をそのロケーションで考えると

スターアドバタイザーの記事より

 ダウンタウンのロングスドラッグストアのすぐ近くに「Wall Grenn」が出店を予定しているそうです。ロングスと似たような商品構成のお店のようなので、互いに値引き競争になりそうです。

HAWAII NEWS NOWより

 ハワイ島で繁殖していた「Fire Ants」(和名はアカヒアリというそうです)が、今週オアフ島のワイマナロ地区で見つかったそうです。

 体長数mmの赤茶色をした小さなアリです。ワイキキでも時折コンドの部屋の中に入ってくる赤っぽいアリを見かけることがありますが、これとは別の種類。

 問題なのは、このアリに噛まれると、かなり痛い思いをして炎症を起こすことです。当局は外来種として根絶を目指しているようですが、現状は厳しそうです。記事にはハワイ島ヒロ地区のいくつかの公園や動物園で繁殖していると書かれています。

 この夏に我が家はヒロに行くので、ちょっと注意しないといけないなと思っています。ちなみにオアフ島のワイマナロは海沿いにカイルア方面に行くとき右側に見えるきれいなビーチです。

 さて昨日からの続きですが、私自身は宿泊場所のロケーションを先ず優先しています。ショッピングとしてのロケーションではなく、ビーチからの距離、公共交通機関(バス)の利用のしやすさ、スーパーやコンビニが近い等の生活のしやすさという観点です。

 ワイキキで、最近注目を浴びている地区は「ビーチウォーク」方面になると思います。この周辺には有名レストランや高級衣料品店、お土産やさん、高級ホテル等、様々な楽しみを満喫できる店が集中しています。

 そしてこのあたりから、ダイヤモンドヘッド側のフードパントリーや、ビーチ沿いの「ハイアットリーエンシー」あたりまでが、いわゆるワイキキの中心地であると判断しています。

 当然ながら、このエリア内には高級ホテルもいくつか存在し、その多くはビーチ沿いまたはカラカウア通り沿いに建てられています。従って、宿泊料金もロケーションが加味され、若干高めに設定されることになります。

 ということは、逆に考えると、この地区内で格安の部屋があったとすると、それはロケーション以外の点で何かが著しく欠落しているため安くなったと考えることが出来ます。

 その欠落したものは、建てものの老朽度、室内設備の老朽度、部屋の広さ、サービス等に反映されている可能性が大きいです。

 しかし部屋を一歩出れば、そこはハワイらしい高級感に溢れた街やビーチを楽しむことが出来、高級ホテル併設のレストランで食事を楽しむことも出来ますから、後は寝るだけで充分と考えれば、この地区内で格安ホテルやコンドミニアムを選択しても良いとは思います。

 一方、このロケーションの考え方を延長すると、この地区から離れれば離れるほど一般的な印象として利便性が悪くなるように思えますから、宿泊料金は少しずつ下がっていくと思われます。(続きます)
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