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第1857回 円安進行が早すぎて、対策が後手に回っています

 日本では解散総選挙の話しでもちきりですが、アメリカ本土が大規模な寒波に見舞われているというニュースがありました。18日朝は全50州で気温が氷点下になった地点があり、ハワイでもマウナケア山でマイナス0.6度を観測。

 さらにアラスカとハワイを除いた48州の18日朝の最低気温は、平均マイナス7℃だったそうで、1976年以来の寒さだったそうです。

 遠い国の出来事ですが、もしかするとこれによって農業に大きな被害が出て、小麦やとうもろこし等がさらにに値上がりするかもしれません。

 一方日本では円安の勢いが止まりません。今日は118円台。銀行等の両替レートでは120円を越しているかも。(確かめてはいません)いくらなんでも短期間で行き過ぎだろうと思えますし、この状態が続いたら中小の輸入関係企業が年明け後からバタバタ倒産しそうです。

 そこまで事態が進行するのを政府が黙ってみているわけには行かないと思うので、そういった兆候が現れるころ、何らかの施策が行われるのかなと思いますが、それがいつ、どのようなものになるのかはさっぱり分かりません。(120円あたりが目安かもしれません)

 海外旅行好きがこの激しい円安に対抗できる処置としては、「今だ」と思った瞬間に外貨を両替すること。さらに銀行で外貨の普通預金や定期預金。ただしいずれも手数料と為替レートで、購入した瞬間に損失が発生します。

 そういった購入した瞬間の損失を低く抑えるためには、私の拙い知識では証券会社でFXや外貨MMF(一般にはこれが一番良いといわれているようです)を利用すること。

 さらに円安になったら利益が出るような投資信託の購入。しかしこれもまた良く調べてから買わないと、手数料や信託報酬で、最初から損が発生する仕組みになっています。

 というわけで、どれも面倒だなあと思っているうちに、今回のようなスピードで円安が進むと対応できない、ということになりそうです。

 私は3月ハワイに向けて、ちょっと前に110円台で外貨両替を行いましたので、とりあえず春までの旅行は節約すればOK。

 またハワイのセントラル・パシフィック銀行に、滞在費程度のお金は預金できているので、これを使うことも出来ます。(しかし90円台のレートで両替して預金したドルも含まれているので、逆に使うのがもったいない気がします)

 しかし問題は夏以降です。今の勢いを見ていると、このままズルズルと円安が進むようにも見えますし、一方上に書いたような何らかの施策が行われる可能性も否定できませんので、無闇やたらにドルを買うわけにもいきません。

 とはいうものの、そんな悠長なことを考えていられなくなるほど一気に円安が進み、物価は日銀が想定したとおりひたすら上昇。通常の生活すら危なくなるという状況も生まれる可能性はあります。

 海外旅行に行くために、これほど政治の動きが気になったことはありません。
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