第2702回 初めてのハワイツアーの現金支払いはどきどきものでした
今から25年ぐらい前の3月、私は生まれて初めての海外旅行でホノルル空港に降りたちました。新婚旅行です。新婚旅行の場所の選定に当たっては、海の近くのリゾートが良いというのは二人の一致した意見でしたが、ハワイへの飛行機は夜行便になるということを聞いてから私が散々渋った末の結論でした。
一時は沖縄やグアムで十分と考えていたのですが、結局それまでに数回ツアーでハワイを訪れていた妻に押し切られた格好です。というわけでハワイに行こうということが決まってからは結構忙しい思いをしました。
先ずは初めての海外旅行ですからパスポートの取得です。今は最寄りの市役所でも手続きができますが、当時は車で1時間近くかかる場所にパスポートセンターがあり、そこへ数回通いました。
書類をもらい、自宅で記入し、書類を整えて提出。数日後?にまた出かけて受け取るという面倒な手続きでした。それでも初めてのパスポートを手にして、妙にうれしかったことを覚えています。
次に手を付けたのが、個人手配なんて全くできませんから、ツアーの手配ですね。当時はまだネットでツアー業者を調べるということが一般化していなかったので、エイビーロードという分厚い雑誌を買ってきて、1ページ目から丹念に見ていた記憶があります。
地域別にツアーが掲載されている雑誌でしたが、当時からハワイのページだけは他に比べてかなりの領域がありました。ほとんどのツアーは4泊6日で、価格は安いものは5~8万ぐらいだった記憶があります。
しかしツアーの内容を示す専門用語を理解するのが最初は大変でした。そもそも日程は6日なのに宿泊が4泊というのが実に不思議で、そこから初日は飛行機内で仮眠ということが分かり、「こんなツアーじゃいやだ。沖縄やグアムで十分」とごねたことを覚えています。
それでもひたすらツアーを比較し検討した結果、ハワイ旅行は宿泊先でその旅行の印象が大きく変わるということが分かってきて、だったら「新婚旅行なんだから高級ホテルにしてもいいのでは」と発想が変わりました。
たまたま手元資金に余裕があったので、「よしホテルを高級にするなら、行き帰りもビジネスクラスにして初日の睡眠を確保しよう」と段々とイメージは高級路線に変化。
結果的に選んだツアーは往復がJALのビジネスクラスで宿泊がハレクラニという、今から考えると「なんとも贅沢な」と思えるツアーでした。
たまたまこの組み合わせのツアーを企画している旅行代理店があったからですが、JTBやHISといった大手のツアー会社ではありませんでした。
というわけで、初めてのツアーはネットではなく電話で予約。まあほとんど需要がないと思われる高級ツアーでしたからあっという間に予約が成立。すぐに料金の振り込みという段取りだったと思います。
しかし料金が高額なだけに小心者の私は、もしこれが架空のツアーだったり、架空の旅行代理店だったらどうしようと不安になり、この旅行代理店の住所を調べて、営業所を自分の目で確認して払い込みをしてきました。
「はれのひ」の振り袖詐欺や「てるみくらぶ」の倒産等が話題になっている昨今ですが、やはり大きなお金を動かすときはとことん慎重になるべきだなと昔のことを思い出した次第です。
一時は沖縄やグアムで十分と考えていたのですが、結局それまでに数回ツアーでハワイを訪れていた妻に押し切られた格好です。というわけでハワイに行こうということが決まってからは結構忙しい思いをしました。
先ずは初めての海外旅行ですからパスポートの取得です。今は最寄りの市役所でも手続きができますが、当時は車で1時間近くかかる場所にパスポートセンターがあり、そこへ数回通いました。
書類をもらい、自宅で記入し、書類を整えて提出。数日後?にまた出かけて受け取るという面倒な手続きでした。それでも初めてのパスポートを手にして、妙にうれしかったことを覚えています。
次に手を付けたのが、個人手配なんて全くできませんから、ツアーの手配ですね。当時はまだネットでツアー業者を調べるということが一般化していなかったので、エイビーロードという分厚い雑誌を買ってきて、1ページ目から丹念に見ていた記憶があります。
地域別にツアーが掲載されている雑誌でしたが、当時からハワイのページだけは他に比べてかなりの領域がありました。ほとんどのツアーは4泊6日で、価格は安いものは5~8万ぐらいだった記憶があります。
しかしツアーの内容を示す専門用語を理解するのが最初は大変でした。そもそも日程は6日なのに宿泊が4泊というのが実に不思議で、そこから初日は飛行機内で仮眠ということが分かり、「こんなツアーじゃいやだ。沖縄やグアムで十分」とごねたことを覚えています。
それでもひたすらツアーを比較し検討した結果、ハワイ旅行は宿泊先でその旅行の印象が大きく変わるということが分かってきて、だったら「新婚旅行なんだから高級ホテルにしてもいいのでは」と発想が変わりました。
たまたま手元資金に余裕があったので、「よしホテルを高級にするなら、行き帰りもビジネスクラスにして初日の睡眠を確保しよう」と段々とイメージは高級路線に変化。
結果的に選んだツアーは往復がJALのビジネスクラスで宿泊がハレクラニという、今から考えると「なんとも贅沢な」と思えるツアーでした。
たまたまこの組み合わせのツアーを企画している旅行代理店があったからですが、JTBやHISといった大手のツアー会社ではありませんでした。
というわけで、初めてのツアーはネットではなく電話で予約。まあほとんど需要がないと思われる高級ツアーでしたからあっという間に予約が成立。すぐに料金の振り込みという段取りだったと思います。
しかし料金が高額なだけに小心者の私は、もしこれが架空のツアーだったり、架空の旅行代理店だったらどうしようと不安になり、この旅行代理店の住所を調べて、営業所を自分の目で確認して払い込みをしてきました。
「はれのひ」の振り袖詐欺や「てるみくらぶ」の倒産等が話題になっている昨今ですが、やはり大きなお金を動かすときはとことん慎重になるべきだなと昔のことを思い出した次第です。
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Re: ハレクラニ
私はハレクラニに宿泊して、リゾートに宿泊するというのがどういうことなのかを肌で感じることが出来たと思っています。それまでは、国内のビジネスホテルに宿泊するのが私の旅の形だったので、「世の中にはこんな世界があるのか」と田舎者丸出しで滞在していたと思われます。
まあそれが縁でハワイにドップリはまり、その後もせっせとハウスウイズアウトアキーには通い続けているので、ハレクラニ戦略はまさに功を奏したと言えるのかもしれません。
しかし当時のバスの値段が片道0.6ドルで、今はワンデイパスが5ドルですから、物価そのものはドルベースで4倍ぐらい。それに為替の影響を加えると、ものによっては5倍ぐらいになっているのかもしれません。
それでもなんとかそれを克服して通い続けているわけで、まあまさにハワイの魅力は尽きないということでしょうか。しかしもうそろそろ限界だなと感じている人も多いと思います。
まあそれが縁でハワイにドップリはまり、その後もせっせとハウスウイズアウトアキーには通い続けているので、ハレクラニ戦略はまさに功を奏したと言えるのかもしれません。
しかし当時のバスの値段が片道0.6ドルで、今はワンデイパスが5ドルですから、物価そのものはドルベースで4倍ぐらい。それに為替の影響を加えると、ものによっては5倍ぐらいになっているのかもしれません。
それでもなんとかそれを克服して通い続けているわけで、まあまさにハワイの魅力は尽きないということでしょうか。しかしもうそろそろ限界だなと感じている人も多いと思います。
ハレクラニ
僕も初ハワイはハレクラニ+チャイナのビジネスでした。
(ぞのずっと昔に友人たちと行ったのは除いてです)
それでも、当時のハワイのホテルは今ほど値上がりしておらず、全部の朝食がつくものでも、まあ、これくらいは出せるな、っていう金額でした。
今、ハレクラニに泊まるとしたら、倍の値段になるのではないかな。それでも需要があるということなんでしょうが、カイルアの民泊のほうが今では魅力を感じますね。
(ぞのずっと昔に友人たちと行ったのは除いてです)
それでも、当時のハワイのホテルは今ほど値上がりしておらず、全部の朝食がつくものでも、まあ、これくらいは出せるな、っていう金額でした。
今、ハレクラニに泊まるとしたら、倍の値段になるのではないかな。それでも需要があるということなんでしょうが、カイルアの民泊のほうが今では魅力を感じますね。
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