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第3071回 ハワイ島で月面での暮らしを体験?

  年金暮らしになってから世間の動きに対して鈍感になっています。しかしふとカレンダーを見たら、既に学校は夏休み入りをしているんですね。

 どうりでショッピングモール等で女子高生の姿を見かけることが増えているわけだと納得です。当然ながらすでにハワイ入りを果たして、青空の下でビーチを楽しんでいる方もいるのだと思います。

 ただ天気はいまいちみたいです。とはいえ、幸いなことにハリケーン等の発生はなさそうです。

Cnet Japanより

 月での暮らしを疑似体験できる施設がハワイ島にあるようで、その体験記事が出ています。一読して、「こりゃ面白そうだ」とは思いましたが、日ごろからちょっとした早足ウォーキングでも息切れ気味になる私には無理かなと感じました。

 ちなみに施設は標高2499mのところにあるようで、かなりの高さ。当然気圧は地上よりも低くなり0.74気圧ぐらい。通常の航空機が巡航速度で1万mぐらいの航空を飛行しているときは、外の気圧は0.33気圧ぐらい。

 これでは機内の人は呼吸できませんから、機内は与圧システムが働き0.8気圧程度になっています。というわけで、外圧が減るので、体内部の圧力が大きくなり、体が若干膨らみます。

 その結果着陸時に脱いでいた靴を履こうとすると妙に窮屈な思いをします。当然ながらポテトチップスの袋や少し空気の入ったペットボトルは、離陸時に膨らみ着陸時に収縮します。
 
 というわけでそういった予備知識をもとに上記の記事を読みましたが、この施設で月とは違うなと思ったことが重力の存在。月面上では重力が地球のほぼ6分の1ですから、30kgの装備を担いでも5kgぐらいにしか感じられないということです。

 当然歩行時も、自分の体重は6分の1に感じられますから、通常の歩行をしようとすると、月面ではポンポン弾んでしまうということになりそうです。

 ちなみに重力そのものも、地球上で高所に行けば若干減少します。しかしその大きさは微々たるもので、高度10kmを飛行する旅客機内で、自分の体重が軽いと感じる人はほとんどいないと思います。

 ウィキペディアにこの計算式が出ていましたので電卓で計算してみたら、高度10㎞ぐらいだと、0.3%ぐらい重力が小さくなるみたいです。

 つまり体重50kgの人は150gぐらい軽くなる?このぐらいだと水一杯飲めば相殺されますので、まあ要するに地上と変わらないということです。

 (なおハワイに行く場合、ハワイの方が赤道に近いので、地球の自転による遠心力も大きくなり、体重は若干軽くなりますが、これも微々たるものです)

 というわけで、折角大金を出して家族連れで飛行機に乗るなら、夏休みの自由研究の一つとして、ポテトチップの袋の膨らみ具合やペットボトルの変化を撮影するのも面白そうです。

 さらに現地で南半球の星空を撮影できると良さそう。ただし夜間は若干保安上の問題もあるので、撮影場所の選定には注意が必要です。

 
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