家族でハワイに行こう

 　ゴールデンウイーク真っただ中の平日です。普段より家の周りを走る車の数も減っているように思います。相変わらずハワイ行きの決断を迷っています。

　そんなに迷うならいっそのことすべてをすっぱり諦めて、頭の中からハワイ病の病原菌を追い出した方が良いのではという気もするのですが、これがまた実に大変。

　ハワイの青い海、青い空、ワイキキの喧騒、エアコンの効いたレストランのざわめき、海の透明度、その中を元気よく泳いでいる魚たち、遠くに見えるサーファーや船、ダイヤモンドヘッド、チャイナタウンの怪しいたたずまい、ローカルタウンのようなワードといった風景を思い出すたびに、「あ～ハワイ行きたいなあ」という気になります。

　一方そんな楽園に思えるハワイですが、ホームレス問題は年々深刻さを増しているように見えます。私はかれこれ20年ぐらいハワイに通っていますが、最初の頃は、いわゆるホームレスと呼ばれる人たちの姿もワイキキではほとんど見けませんでした。

　しかしやがてワイキキビーチ方面を早朝に散歩すると、砂浜で寝ている人の姿が目に付くようになりました。当局は、リゾート地にふさわしくない光景として徐々に取り締まりを強めましたが、今度は路上やバス停、トイレ周辺に寝泊まり住む人が現れました。

　当然ながら世界中の観光客の目に触れることになりますので、ワイキキの街からは退去するように促されましたが、そういった人たちの一部は目立ったない場所にテントを張り、そこで生活をするようになりました。

　しかしこれもテントが増えるにつれ景観は損なわれ、薬物依存や素行不良の人たちも目につくようになり、最近はシェルターという施設を作り、そこに住むような指導が行われているようです。

　このあたりのいきさつを東洋経済オンラインのページが紹介しています。楽園ハワイの負の側面ですが、観光客も現状を知っておく必要があると思います。

　さて行くか行かぬか逡巡しながらも、一応宿泊先の情報を調べたりしています。今日はアリイビーチレンタルという会社のメルマガに出ていたワイキキサンセットの値段をチェック。

　6/12～20の8泊で総額約1260ドル。内訳は宿泊費995ドル(1泊125ドルぐらい）、クリーニング代139ドル、税金120ドルとなっていて、かなり安いですね。部屋は１９階で眺望は山側。このあたりが安い理由かも。キングサイズのベッドが１台。ソファーベッドもあります。

　サンセットはフードパントリーまでのバニヤンより100ｍほど離れますが、700ｍぐらいですので、まあ散歩程度の距離です。バニヤンと部屋の作りは似ています。

　これで総額を日本円に直すと１４万ちょっとになり、上記の８泊で割り算すると１拍が17640円。本当に宿泊費が高くなりました。それでも１泊２万円以下なら、安い！と言えるレベルなのだと思います。

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